「人は話し方が9割」を読んで

思ったより課題が多くて毎日忙しく過ごしている。自己研究のために始めたこの作業も好きなことに勝てないらしく、本ばっかり読んでアウトプットをおろそかにしている。よって、最近読んだコミュニケーション力を高める本についてアウトプットしていきたい。

 

「人は話し方が9割」という有名な雑談力?人との話し方?みたいな本を読んだ。コミュニケーション能力が低いわけではない…と信じているが、面倒くさがりが出てしまい人に冷たくしてしまうことが多い。それはダメなことであるし人と仲良くしたくないわけではないから、せめて初対面の人と打ち解けられるようになろうと読んだ次第だ。

 

本を読んでわかったことは、基本的に人は共感されると心を開きやすいということ、コミュニケーションが上手い人は「拡張話法」という手法を用いていること、どんなコミュニケーションでも相手の話を聞くことが大事であり、自分ばっかりの会話は嫌われやすいこと、などなど…さまざまな学習があった。

 

拡張話法は、感嘆→反復→共感→称賛→質問の5ステップで相手の話を広げるテクニックだ。このテクニックを使えば、相手は気分をよくし、次々と話を展開させていく。試しに読んだ直後、研究室の人にその手法を試したらかなり話が弾んだ。こうやって相手を知ると関係がうまくいくのか…と目から鱗が落ちた気分だった。ただ、話が弾みすぎて心が疲れ始めたのを感じ、自分の向いてなさも同時に実感してなんか虚しくなった。

 

そういえば人には生まれつき外向的型と内向的型があるらしい。うちの姉はとんでもなく外向的型だなと感じることが多いが、私は人と喋ることは好きであるが苦手であるように感じてしまうことが多い。なぜか疲れることが多いため、生まれつき内向的型なのだろう。克服したいと考えるとしんどくなるから受け入れるべきなのだろうが、まだ足掻いて外向的になりたい所存である。

 

とりあえず今からできるネガティブ言葉を封じることから始めたい。人を否定せず、受け入れる度量も同時に養っていきたい。コロナによりかなり人と喋ることをサボっていたが、これからどんどんコミュニケーション能力を向上させていけたらいいなぁ…疲れない程度に。