日記を始めたい

日記というものを書いてみるべきだと思った。

 

きっかけは自己啓発本だった。人より比較的長い間学生をしている身の私でもそろそろ就活をしなければいけないらしい。就活とは何から始めるべきなのか。就職先が決まり今年から社会人となった友人に話を聞いてみると「何かいっぱい企業が参加している説明会に参加してES書くんだよ」と言われた。人生を楽しんで生きていそうな姉に聞いたら「セミナーに参加して自己分析しろ」と言われた。

 

つまり、自己分析して自分のなりたい職業を決めて説明会に参加してESを書くことが就活らしい。じゃあまずは自己分析か。

 

自己分析って何?

 

そんなに自分を見つめすぎると今までの所業を思い出して苦痛なのではと思ったが、しないといけないらしい。とりあえずいろんな人が勧めている本を読むと「自分が興味を持つものを自己分析で見つけ出そう!人生の感情の山と谷はどこにある?あなたが憧れる人は?」みたいな話を永遠読まされた。

 

本を読むのは好きだったため読むこと自体は苦痛ではなかったが、日々自分が何をしたいかなどと考えたこともなかったためそれを見つけ出す苦痛を感じた。今現在冒頭でも言った通り私は学生をやっている身なのではあるが、これも母に望まれたままやっているようなもんだ。私があんたならできる限り学校に通い続けると。

 

私自身は母子家庭で育ったため、早めに職を手につけ母に楽してもらいたい気持ちはあった。それが原因で高校三年生になる前に喧嘩もしたことがある。しかし、中高で通っている学校が特殊で高卒で就職した人はいないこと、母に「大学卒業しないと今のご時世しんどいよ」と一週間説得されたことなどが重なって進学を決めたのだった。

 

母に流されすぎでは?

 

自分がないのかと思ったのでまずはこうやって日記を書くことで自分が何を考えているのか整理することにした。私は漫画や本を読むことが好きだがこうやってアウトプットするような作業はしたことがない。よくみるようなtwitterやインスタで感想を言うなどもしないし、ましてやSNSを通して発言することにも興味が湧かない。けれども文章を書くことは好きであるのでこのように文章としてネットの海に流してみてもいいのではと思ったのだ。

 

インプットしたならばアウトプットしなきゃ。こう言った考えのものである。

普段の私はしがない学生の一人なので日常で感じたことをそのまま書くことになると思うし、書いているうちに違うことが思いついたから脱線するなど大いにあると思う。正直誰もみないだろうなぁという考えの方が強い。だから自分のペースで進めたい。一週間に一回は書くよう習慣付いたらいいな。